【奄美の里】で楽しむ南国情緒と郷土料理：大島紬と鶏飯の魅力を体験

奄美の里で南国情緒と奄美大島の文化を体験

奄美の里は、鹿児島市に位置する観光スポットで、奄美大島の自然や文化を体験できる場所です。この施設では、南国の自然を感じられる庭園や大島紬の製造工程見学、さらに郷土料理である鶏飯を楽しむことができます。ここでは、奄美の里の主な見どころ、文化体験、南国グルメ、そして西郷隆盛と奄美大島の歴史について詳しくご紹介します。

奄美風庭園で感じる南国の魅力

奄美の里には、ブーゲンビリアやソテツなどの南国植物が豊かに植えられた「奄美風庭園」が広がっています。この庭園は、奄美大島の自然や文化を感じられる場所で、四季折々の花々が咲き誇り、訪れる人々を癒します。特に「道の島庭園」では、南の島々を石で表現し、季節ごとに異なる風景を楽しむことができます。

南国グルメを楽しむ

奄美の里の「花ん華」レストランでは、奄美大島の郷土料理「鶏飯」を堪能することができます。

私は、「お昼の和楽膳」を頼みました。メニューは、「鶏飯一式・豚の軟骨煮・小鉢・サラダ・ドラゴンフルーツのデザート」となっており、どれも鹿児島ならではの絶品でした、、！！✨ほとんどが食べたことのないものだったので、とても新鮮で鹿児島にどっぷり浸かりそうになりました。(笑)ぜひ食べていただきたいです。

鶏飯の概要

鶏飯（けいはん）は、奄美大島の郷土料理で、白いご飯の上に鶏肉や錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬け、みかんの皮などの具材をのせ、鶏ガラスープをかけて食べるお茶漬けのような料理です。その優しい味わいは、老若男女問わず幅広い世代に人気があります。

味の特徴

奄美の里の鶏飯は、鶏ガラスープの優しい風味が特徴で、スープには鶏の旨味が凝縮されています。具材には、ほぐした鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤ漬け、みかんの皮が使われており、これらの具材がスープと絶妙に調和して、豊かな味わいを生み出しています。

食べ方

鶏飯を美味しく食べるコツは、ご飯を盛りすぎずに、スープをたっぷりとかけることです。お茶漬けのようにサラサラと食べることで、スープの風味を最大限に楽しむことができます。ご飯少なめ、スープ多めがポイントです。

口コミ

奄美の里の鶏飯は、訪れた人々から「スープが絶品」「具材のバランスが良い」「何度でも食べたくなる味」と高く評価されています。特に、鶏ガラスープの優しい味わいが多くの人に愛されています。

さらに、夏季限定のドラゴンフルーツを使ったかき氷「赤熊」も人気で、夏の暑さを和らげる一品として多くの人に親しまれています。また、夏にはビアガーデンも開催され、南国の雰囲気を満喫しながら、リラックスしたひとときを過ごすことができます。

大島紬の魅力に触れる

奄美の里では、大島紬の製造工程を見学することができます。大島紬は、30〜40の工程を経て作られる伝統的な織物で、その製造過程には職人たちの技と知恵が詰まっています。また、「都喜ヱ門」ブランドを展示する美術館では、大島紬の歴史や美しさを学ぶことができ、奄美の里のショップ「加那衣屋」では、大島紬製品や奄美・鹿児島の特産品を購入することが可能です。

文化体験で奄美大島の魅力を体感

奄美の里では、奄美大島の伝統的な文化を体験することができます。

本場大島紬の着付け体験: 伝統的な大島紬を着用し、特別な思い出を作ることができます。
大島紬の手織り体験: 自分だけのオリジナルの大島紬作品を作成する体験が楽しめます。
草木染め体験: 自然の素材を使ってオリジナルの染め物を作ることができ、福木の染液を使用してハンカチやストールを染め上げることができます。
組紐体験: 伝統的な技術を学びながら、自分だけの組紐を作ることができます。

西郷隆盛と奄美大島の歴史

西郷隆盛は、幕末の動乱期に奄美大島に流され、そこで約3年間を過ごしました。彼は奄美大島の龍郷町で「菊池源吾」という偽名を使い、島の名家である龍家の娘、愛加那と結婚しました。彼らの間には一男一女が生まれましたが、西郷は薩摩藩からの召還命令を受け、島を離れることになりました。

愛加那との関係

愛加那は、西郷隆盛が奄美大島に流された際に出会った女性で、彼の2番目の妻です。彼らの間には、西郷菊次郎と菊草という二人の子供が生まれました。愛加那は西郷が薩摩藩に召還された後も、奄美大島に残り、子供たちを育てました。彼女は西郷との絆を大切にし続け、彼の死後も奄美大島で暮らし、1902年に亡くなりました。

西郷菊次郎と西郷菊草のその後

西郷菊次郎は、1861年に奄美大島で生まれました。幼少期を奄美大島で過ごした後、鹿児島に引き取られました。菊次郎は西南戦争に従軍し、戦争中に片足を失いましたが、その後、京都市長としての功績が知られています。彼は1928年に亡くなりました。

西郷菊草は、1862年に奄美大島で生まれました。彼女も鹿児島に引き取られ、後に西郷隆盛のいとこである大山巌の弟、大山誠之助と結婚しました。彼女は1909年に亡くなりました。

多目的に利用可能な施設

奄美の里は、観光だけでなく、ウェディングや宴会、会議の会場としても利用できます。美しい庭園を背景にした挙式プランや披露宴会場でのコース料理を提供し、特別な一日を演出します。また、夏のビアガーデンも含め、多目的に利用できる施設が整っています。

バリアフリー情報

奄美の里は、バリアフリー対応がされており、車椅子の方でも安心して利用できる設備が整っています。すべての来場者が楽しめるよう、さまざまなサービスが提供されています。

周辺の観光スポットとグルメ

奄美の里の周辺には、さまざまな観光スポットとグルメスポットがあります。

観光スポット

三宅美術館: 奄美の里から近い美術館で、様々な展示が楽しめます。
慈眼寺公園: 自然を楽しむのに最適な公園です。
ふるさと考古歴史館: 地域の歴史を学べる場所です。
川路大警視像: 歴史的な銅像で見どころの一つです。
鹿児島市鴨池海づり公園: 釣りを楽しむことができる公園です。

グルメスポット

イルモーレ（奄美の里内）: 美味しい料理を楽しむことができるレストランです。
健美和楽花ん華: 健康的な料理を提供しています。
十八番らーめん郡元店: 美味しいラーメンを楽しめるラーメン店です。
ちゃぶや咖喱堂: カレーを楽しむことができるお店です。
黒豚料理寿庵荒田本店: 黒豚料理を堪能できるレストランです。

周辺の温泉施設と宿泊施設

温泉施設

新とそ温泉: リラックスした時間を過ごせる温泉施設です。
SHIROYAMA HOTEL kagoshima（城山ホテル鹿児島）: 豪華な宿泊と温泉を楽しむことができます。
天然温泉湯乃山: 自然の中で温泉を楽しめます。
名湯芦刈温泉: 人気の温泉施設です。
桜島シーサイドホテル: 海を眺めながら温泉を楽しむことができます。

宿泊施設

アートホテル鹿児島: 快適な宿泊を提供するホテルです。
天然温泉ホテル自治会館: 温泉付きの宿泊施設です。
かごしま第一ホテル鴨池: おすすめの宿泊施設です。
ホテルウェルビューかごしま: 快適な宿泊を提供しています。
JR九州ホテル鹿児島: 便利な立地で宿泊を楽しめるホテルです。

周辺イベント情報

奄美の里周辺では、様々なイベントが開催されています。特に夏には、星空観望会や夜の平川動物公園のNIGHT ZOO、夏休み特別企画のチャレンジ迷路クイズアドベンチャーなど、家族連れで楽しめるイベントが目白押しです。

奄美の里へのアクセス

奄美の里は、観光だけでなく、歴史的な背景を学ぶ場所としても訪れる価値のあるスポットです。奄美大島の豊かな自然、文化、歴史を感じながら、素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか🎐🌞